2012年08月13日-08月17日
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中国、米国抜き世界一の風力発電大国に

2012年08月16日

 中国最大の電力配送会社・国家電網公司はこのほど、新エネルギー発展に関する記者会見を開いた。それによると、中国の系統連系の風力発電設備容量は現時点で5258万キロワットに達した。うち、国家電網の管轄下にあるのは5026万キロワットに上り、6年間の年平均増加率は87%に達した。2011年の風力発電量は706億キロワット時に達し、年平均増加率は96%に達した。

 中国はすでに米国を抜き、世界一の風力発電大国となった。国家電網は風力発電の規模が世界最大で、発展が最も速い企業となり、大規模送電網による大規模風力発電の運営能力は、世界をリードする水準に達した。

 中国は風力発電発展計画の中で、風力発電規模を2015年までに1億キロワット、2020年までに2億キロワットとする目標を掲げている。うち、80%以上が「三北(東北、華北、西北地区)」地区に集中する予定。新華社が報じた。

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