北京市中関村ソフトウェアパークでこのほど、中関村クラウドコンピューティング産業基地の除幕式および、「中国クラウド基地」プロジェクトの始動式が開催された。式典では、「クラウド産業の火をともし、クラウドコンピューティングの未来をナビゲートする」をテーマに、中国一のクラウドコンピューティング産業クラスターを構築する目標が提起された。科技日報が報じた。
「中国クラウド基地」プロジェクトは、クラウド産業に立脚し、クラウドコンピューティング応用モデルに基づく産業サービスプラットフォームを構築するというもので、世界的なクラウドコンピューティングの潮流をリードし、中国のクラウド産業発展を推進し、クラウド基地のトップとなることを目標とする。
このほか、同プロジェクトは将来的に地方政府と提携し、▽クラウド枢軸(クラウドコンピューティングセンターを形成し、地域的なクラウド枢軸を建築)▽クラウド都市▽クラウド産業(地方のクラウド産業チェーンを形成)▽クラウド企業(地方でのクラウド定着・応用を推進)▽クラウド環境(クラウド産業の生態系を形成)--の5項目を柱としたクラウド基地を形成していく。
同プロジェクトを実施する北京雲華時代知能科技有限公司は始動式の後、提携先である天津鼎韜アウトソーシングサービス有限公司と戦略協力協定を結んだ。