中国第5次北極観測隊は現地時間29日午後、北緯86度48分、東経120度15分の北極海流氷帯に短期的な氷上観測ステーションを設立した。第5次北極観測隊が氷上観測ステーションでの作業を行うのは今回が初めて。新華社が報じた。
5時間の作業を経て、観測隊は氷床コア48本、氷の下の海水30リットルを採取したほか、水深100メートル・200メートルの地点で海水温度・塩度計による計測を計10回行った。また、海氷質量収支ブイ(IMB)および海氷変化の研究にデータを提供するための氷ブイを各1つずつを設置した。