2012年09月03日-09月07日
トップ  > 科学技術ニュース>  2012年09月03日-09月07日 >  中国聯通、スマートシティ発展戦略を発表

中国聯通、スマートシティ発展戦略を発表

2012年09月05日

 中国聯通(チャイナ・ユニコム)は4日午前、北京でスマートシティ戦略発表会を開催し、「共同建設、統合、開放」の発展モデルを軸とするスマートシティ戦略を発表した。情報産業部元部長の呉基伝氏、中国聯通の常小兵董事長(取締役会長)、陸益民総経理(社長)、姜正新副総経理(副社長)らが会議に出席した。中国新聞網が報じた。

 同日発表された中国聯通のスマートシティ戦略は以下の通り。

 都市の▽光ファイバーネットワーク▽WCDMA無線ネットワーク▽WLAN(無線LAN)--の3大ネットワークを基礎とし、9大データ基地を拠点とし、クラウドコンピューティングをベースとする全国統一のスマートシティプラットフォームをキャリアとして、「共同建設、統合、開放」の発展モデルを構築し、スマート都市の発展を推進する。

 共同建設:政府の計画を方向性とし、各級政府が共同でスマート都市を建設する。

 統合:通信キャリアが業務運営のメリットを発揮し、統一的なデータ体系により政府管理、企業運営、国民生活に関わる各データを統合し、聯通のクラウドプラットフォームに各アプリケーションを統合する。

 開放:全産業チェーンに向けてプラットフォームと通信能力を開放し、関連アプリケーションの急速なインキュベーションを実現、関連産業の発展を推進する。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます