2012年09月10日-09月14日
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米とぎからできる全自動炊飯機 大学生が発明

2012年09月14日

 江西理工大学の大学生ロボット協会に所属する5人の学生はこのほど、米とぎから炊飯までできる「全自動炊飯器」を発明した。国家知識産権局はすでに同発明特許の出願を受け付けている。中国新聞網が報じた。

 この炊飯器は、米びつ、米計量機構、米とぎ機構、炊飯機、コントロールシステム、マンマシンシステムの6部分から構成される。炊飯器に搭載されたマンマシンシステムは、米の量の決定、時間設定、ワイヤレス・リモートコントロールなどを実現。家を出る前に予約するか、スマートフォンで遠隔操作するだけで、設定した時間に設定した量のご飯を炊くことができる。

 江西理工大学機電工程学院の徐広紅教授は「同炊飯器は米の保存、計量、米とぎ、炊飯などの各機能が一体化したもので、時間設定も可能だ。使いやすく、普及の見通しは明るい」と語る。

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