2012年10月08日-10月12日
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オフィスワーカーは「オフィスヒップ」に要注意

2012年10月18日

 上半身は変わらないのに、ヒップや太ももばかりますます太くなる----。このような「洋ナシ型」体型の人が近頃ますます増えている。英国のある専門家はこれを「オフィスヒップ」と呼ぶ。英デイリーメールの報道によると、これは全て運動不足と栄養バランスの偏りによるものだ。西寧晩報が伝えた。

 最近の研究により、運動不足の人は臀部の筋肉が萎縮し、張力が弱まり、たるみやすいことが分かった。この結果、背中下部から膝、足首などの痛みを招き、運動能力に影響がおよぶ場合もあるという。

 イスラエル・テルアビブ大学の研究によると、長時間座ってばかりいる人は、臀部の筋肉組織の中にぶ厚い脂肪層が形成され、しかも脂肪が体積されるスピードは正常な脂肪細胞の2倍であることが明らかになった。

 自分が「オフィスヒップ」であるかどうか、確かめる方法は次の通り。

 ベッドにうつぶせになり、片方の膝を直角に曲げ、足の裏を天井に向ける。臀部の筋肉に力を入れつつ、ゆっくりとその足を床から約12センチほどの高さに持ち上げ、そのままの姿勢をキープする。もし30秒間この姿勢が維持でき、臀部の筋肉が緊縮していると感じるだけであれば、正常だ。もし足がふらついたり、足や背中が張っているようであれば、臀部の筋肉の機能に問題が生じており、「オフィスヒップ」になりやすい状態だと言える。

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