動画サイトの9月期運営データによると、騰訊（テンセント）傘下の動画サイト「騰訊視頻」の週間利用者数がのべ1億2290万人に達し、「優酷（YOUKU）」を3％上回って動画サイトのうちトップとなった。コンサルティング会社・艾瑞諮詢集団（アイリサーチ）のデータ「iUserTracker」によると、8月の時点で「騰訊視頻」と「優酷」の月間利用者数の差は0.46％にまで縮まっていた。「優酷」と「土豆」の両動画サイトは経営統合したものの、運営は単独で行っていることから、「騰訊視頻」はすでに中国最大の動画プラットフォームになったと言える。科技日報が報じた。
アイリサーチのデータによると、2011年5月以降、「騰訊視頻」の1人あたり日平均利用時間も最高で77分間、平均70分間を超え、各動画サイトの中でトップとなっている。これは、「騰訊視頻」がユーザーを強くひきつけ、動画広告の効果も良好な状態を維持していることを意味する。
「騰訊視頻」はメディア性と専門性を兼ねそろえたマルチな総合ネット動画プラットフォームであり、専門メディアとしての品質と資源のメリットを活かし、大事件・ニュース関連動画、スポーツ動画、ドラマ、オリジナルコンテンツなどを提供している。