国家天文台は国際天文学連合・小天体命名委員会の認可を経て、永久番号09830の小惑星を「北航星（北京航空航天大学星）」と命名した。25日午前、「北航星」の命名記念式典および記念像の落成式が北京航空航天大学で行われた。科技日報が伝えた。
この小惑星は、中国科学院国家天文台シュミット CCD小惑星プロジェクトチームが1995年10月25日に発見したもの。10月25日は北京航空航天大学の創立記念日でもあり、縁起が良いということで創立60周年の今年に命名が決まった。
国家天文台の責任者は、「北京航空航天大学は長期にわたり、中国の航空宇宙事業および経済社会の発展に大きな貢献を果たしてきた。国家天文台がこれまでに大学の名を取って命名した小惑星は数少ない」とした。
「北航星」は、「北京大学星」、「南京大学星」、「北京師範大学星」、「山東大学星」、「中国科大星」、「ハルビン工業大学星」、「清華大学星」に続き、中国の大学の名を取って命名された8つ目の惑星。