2012年11月05日-11月09日
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郵便物自動分別機 中国の大学生が発明

2012年11月08日

 宅配便の小包の分別は、その多くが人の手により行われている。ハルビン工業大学華徳学院の3年生、侯師丞さんが発明した「郵便物自動分別機」は、郵便物の自動分別を実現し、郵送先まで正確に届けることができる。同発明はこのほど、中国国家知的財産権局から、実用新型特許受理通知書を取得した。生活報が伝えた。

 同装置は、ハンディスキャナー、分別機、コンピュータの三つに分かれる。ハンディスキャナーで郵便物に内蔵されたIDタグをスキャンすると、分別機がブルートゥースモジュールと読み取りモジュールで各郵便物に1つずつ付与されたIDを識別する。さらにコンピュータとネットで連結することにより、コンピュータ通信を実現し、郵便物の自動分別を完了し、郵送先まで正確に送り届けることが可能だ。同発明は、自動化、高精度、高耐久性、操作が手軽、低コスト等の特長を持つ。

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