中国国家コンピュータウイルス対策処理センターがネットに対してモニタリングを実施したところ、新種のコンピュータウイルス「Trojan_Agent.BXLB」が発見された。同センターはユーザーに対して注意を呼びかけている。新華社が伝えた。
専門家は、「この変種のウイルスは、フィッシングプログラムによるマルウェアだ。同ウイルスはネット詐欺の準備を行い、ネット詐欺に用いるマルウェアを生成する」と述べた。
専門家は、すでに同ウイルスに感染したコンピュータのユーザーに対して、システム中のセキュリティソフトのアップグレードを行い、全面的なウイルス駆除を行うよう提案した。感染していないユーザーに対しては、システム中のセキュリティソフトの「システム管理」機能を開き、レジストリ、システムプロセス、内蔵メモリ、ネット等から、各種操作に対して積極的な防御を試みるよう提案した。