2013年01月07日-01月11日
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米家電見本市CESが開幕 「スマート家電」が多数出展

2013年01月10日

 米ラスベガスで8日、世界最大規模の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ ショー(CES)」が開幕した。CESは世界の家電の最新トレンドを測るバロメーターとも言われ、大規模な電子機器取引が行われることで知られる。CESはまた、世界各国の家電メーカーが新技術・新概念・新製品を発表・展示する重要なプラットフォームでもある。人民日報が伝えた。

 今年のCESでは、スマートフォン、スマート家電、スマート自動車など、いわゆる「スマート製品」のブームが到来し、2万あまりの新製品による「スマートライフ」が描き出された。レノボ、中興、華為、ハイアールなどの中国大手メーカーも新スマートフォンを相次いで出展し、アップルやサムスンなどの世界大手と競い合った。

 今回のCESでは、以下の5大すう勢が見られた。
 (1)モバイル端末が生活に浸透。一部メーカーのスマート家電シリーズでは、WiFiを使ってスマートフォンを他の家電とリンクさせ、遠隔操作することができる。

 (2)テレビの超高精細化。超高精細テレビは高精細テレビの4倍の画質を誇るため、4Kテレビとも呼ばれている。海信、TCL、LG、康佳、ソニー、シャープなどのブースでは、「4K」という宣伝文句が大々的に打ち出されていた。

 (3)センサーの応用が加速。ハイアールはユーザーの眼球の動きを追跡し、画面上のカーソルを移動する技術をスマートテレビに採用。2度瞬きすれば選択が可能で、リモコンも必要ないなど、来場者から高い評価を得た。

 (4)伝統的な家電がスマート家電へと変化。

 (5)スマート自動車がスマートライフで果たす役割がますます重要に。

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