2013年01月28日-01月31日
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中国初の水素燃料電池電気機関車 運行に成功

2013年01月31日

 西南交通大学が開発に4年間をかけた、出力150kWの水素燃料電池電気機関車「藍天号」が、西南交通大学の鉄道専用線で運行に成功した。大出力環境下の燃料電池、永久磁石同期電動機など、各技術の画期的な進展を実現した同機関車は、将来的に作業車・検査用の車両として、また操車場の作業などに用いることが可能だ。科技日報が伝えた。

 水素燃料電池はクリーン、安全、高効率エネルギー変換、高出力荷重比といった特長を持ち、今世紀で最も将来性の高いグリーンエネルギーと呼ばれている。新エネルギーの産業化応用として、高い安定性や「ゼロエミッション」などの特長を持つ水素燃料電池電気機関車は、欧米各国で重視されており開発が進められている。

 中国初の水素燃料電池電気機関車「藍天号」は、150kWの燃料電池をけん引動力装置とし、2基の120kW永久磁石同期電動機をけん引電動機とした。その理論上の時速は65キロ、牽引力は20kN、牽引重量は200トンに達し、1度の水素充填で24時間運行できる(軽量物積載時)。

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