2013年03月18日-03月22日
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未来のハイテク商品 あなたのお気に入りは?

2013年03月28日

 ジャッキー・チェン主演の映画「ライジング・ドラゴン」に登場するような、空飛ぶ車を見たことはあるだろうか。科学技術界は現在、未来のハイテク商品(ステルス車、軌道エレベーター、ワイヤレス送電、空飛ぶ車、人の心を読む機械といった摩訶不思議な道具)の開発に取り組んでいる。海外科学技術メディア「Mashable」は、今後登場するハイテク商品を紹介した。これからどのような夢のある科学技術が登場するのだろうか。広州日報が伝えた。

 ■空飛ぶ車

 人々は未来について議論する際に、空飛ぶ車について触れることが多いが、今やこれが本当に誕生しようとしている。Terrafugia社は世界で初めて空飛ぶ車を開発し、2012年のNYモーターショーで最新の成果を展示した。

 ・車が空を飛べるなら、豚も木登りできるはず。

 ■軌道エレベーター

 日本は軌道エレベーターの開発で画期的な進展を実現した。同エレベーターは地上ステーションから出発し、2万2000マイル離れた対地同期軌道上の宇宙ステーションまで延びていく。エレベーターの制限人数は30人で、地上から宇宙ステーションに向かう際の時速は125マイルに達し、約8日間で到着できる。日本側は、2050年に同エレベーターを完成できるとしている。

 ・織姫と彦星がエレベーターで見れる時代が到来か。

 ■人の心を読む機械

 IBMは過去5年間に渡り、人の心と連動するパソコンの開発に取り組んできた。イヤホンをつけるだけで、大脳の信号をキャッチし、これらの信号をパソコンに伝送し、命令を出すというのだ。パソコンはこれらの信号を記録し、利用者の思考回路に合った運転を実現する。

 ・数値化された心が犯罪の証拠になる日も近い。

 ■ワイヤレス送電

 コンセントをさす方法はもはや時代遅れだ。多くの企業が開発した技術は、ワイヤレス充電を実現した。その他の設備メーカーも、これに追随する可能性がある。

 ・大がかりな宣伝がされているが、実際に商品化されておらず、依然として信ぴょう性が低い。

 ■お手伝いロボット

 ドアを開けるなどのシンプルな作業から、障害者の歩行支援に至るまで、現在のロボットはかつてないほど先進的だ。今後10年間ですべての家庭にお手伝いロボットが普及し、家事を担うことになると予想する、最新の研究結果もあるほどだ。

 ・ロボットに負けないよう人類も頑張らなければ。

 ■無人機

 オバマ大統領は連邦航空局に対して、遠距離操作による無人機の使用を許可した。

 ・無人機は空飛ぶ車の仲間のようなものだ。

 ■月面基地

 月の生命を探索するため、宇宙関連機関は永久に使用可能な基地の建設に取り組んでいる。月面基地か、月静止軌道上を運行する宇宙ステーションが誕生する可能性がある。

 ・軌道エレベーターができるのだから、基地も問題ないだろう。

 ■人工肉

 オランダの科学者は現在、実験室で成長する人工肉を開発中だ。科学者らは、人工肉は食物供給の効率を35%引き上げられると表明した。動物愛護団体のPETAは、今年6月までに人工鶏肉の生産を目指している。

 ・これも偽造品とされるのだろうか。

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