ガソリンや天然ガスを使用する自動車は聞いたことがあるが、尿素水を使用するとは初耳だ。しかしそんな奇妙なことが実際にあるのだ。銭江晩報が伝えた。
浙江省寧波市�眤州の公共交通機関に25日、新たなメンバーが加わり、第1弾となる20台のHVバスが配備された。この新型バスはディーゼルオイルではなく、適期的に尿素水を補充する必要がある。
現地の公共交通機関の責任者である徐孝軍氏は、「HVバスの最大の特長は、省エネ・排出削減だ。その外観は伝統的なディーゼルオイルを使用するバスと余り変わらず、車体が50センチほど長くなっただけだ」と語った。
しかしエンジンルームには2基のエンジンが搭載されており、後部には16個のスーパーコンデンサが搭載されている。2基のエンジンのうち1基は車用通常バッテリーに、もう1基は16個のスーパーコンデンサにエネルギーを提供する。
上述したHVバスは登録手続きの最中で、早ければ今月末に投入されることになる。