2013年08月05日-08月09日
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キヤノンが自分撮りビデオカメラを発売 スマホに対抗

2013年08月08日

 携帯ユーザーはカメラ・ビデオ機能を搭載した、豊富な機能を持つスマートフォンを歓迎しているが、内心では専門的なコンパクトビデオカメラを欲しがっているはずだ??。キヤノンには、このような企業哲学が存在する。同社は7月31日、重量がわずか6.3オンスの、1280万画素の自分撮りビデオカメラ「VIXIA mini」を発表した。米メディアの7月31日の報道を引用し、環球網が伝えた。

 手の平サイズのVIXIA miniには、ブロガー向けの一連の機能が搭載されている。キヤノンは、ブロガーは高品質・高画質・高音質で、かつ撮影角度がスマートフォンより幅広い撮影機器を求めていると分析した。VIXIA miniはWi-Fi接続が可能で、ユーザーはいつでもどこでも写真や動画をSNS、動画共有サイト、自分のパソコンに送ることができる。またVIXIA miniにはiOSに特化した無料の画像・動画アップロードソフトが内蔵されている。ユーザーはこれにより、撮影した写真や動画をiPhoneやiPadに取り込むことが可能だ。

 VIXIA miniが、iPhoneやその他のアンドロイド搭載のスマートフォンより優れている点とは何か?キヤノンの市場マーケティング担当者のデビッド氏は、「VIXIA miniは高画質が売りだ。カメラにはセンサーとDIGIC 4プロセッサが搭載されており、ユーザーはハンズフリーで操作できる。同製品は自動操作が可能なため、ユーザーはこれをテーブルに置くか三脚に立てることで、より良い撮影角度を実現できる。カメラの液晶画面は傾斜・回転が可能で、撮影される人は映像を確認しながら撮影することができ、自分の置かれている環境をはっきり把握できる」と説明した。

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