2013年08月26日-08月30日
トップ  > 科学技術ニュース>  2013年08月26日-08月30日 >  山東省莱陽市 化石の発掘・保護作業の現場に迫る

山東省莱陽市 化石の発掘・保護作業の現場に迫る

2013年08月27日

 山東省莱陽市の南に位置する金崗口村の北東部にある2号発掘地点で8月26日、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所研究員、科学調査隊隊長の汪篠林氏が恐竜の化石について説明した。新華社が伝えた。

 同研究所は2010年4月より、莱陽市で恐竜共同科学調査隊を結成し、呂格庄鎮金崗口村の西に位置する青島竜地点、および村の北東部に位置する地点で保護を目的とする発掘作業を実施し、複数層で数多くの恐竜および恐竜の卵の化石を発見し、さらに平原恐竜峡谷群および地質遺跡群などの貴重な地質景観を発見した。同調査隊は現在、現地で科学調査と発掘を継続しており、化石遺跡の保護を行っている。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます