2013年09月23日-09月27日
トップ  > 科学技術ニュース>  2013年09月23日-09月27日 >  中国コンピュータ大会が10月開幕 ビッグデータの課題が焦点に

中国コンピュータ大会が10月開幕 ビッグデータの課題が焦点に

2013年09月25日

 中国コンピュータ学会(CCF)が明らかにしたところによると、2013年中国コンピュータ大会が10月24日から26日にかけて長沙市で開催されることになった。本大会のテーマは「データ空間、夢を解き放つ」で、ビッグデータの課題に焦点を絞る。同大会はCCFが主催する、中国コンピュータ業界で最大規模・最高クラスの学術会議で、今年で10回目の開催となる。人民網が伝えた。

 本大会は「インターネットの父」と呼ばれる、チューリング賞受賞者のヴィントン・サーフ氏を招き、特別報告を行う。このほか、米ノースカロライナ大学のStanley Ahalt教授、中国大手ソフト開発販売会社・金山軟件(キングソフト)の張宏江CEO、北京大学の李暁明教授、中国国防科技大学の楊学軍教授など、国内外の著名な専門家がスピーチを行う。

 本大会は「ビッグデータサミット」を設置し、中国科学院中国工程院の院士である李国傑氏、柴天佑氏、顎維南氏、張堯学氏、梅宏氏らを招き、ビッグデータの社会に対する深い影響、業界のビッグデータ解決の道について議論を掘り下げる。また大規模公開オンライン講座(MOOC)、3Dプリンタ・デジタル製造、脳とマシンの融合、ハイブリッドインテリジェンスなどの専門フォーラムを初開設する。


2012年の中国コンピュータ大会
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます