2013年10月01日-10月04日
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大気重度汚染緊急マニュアル 北京で制定中

2013年10月09日

 北京市は現在、「北京市大気重度汚染緊急マニュアル」を制定中だ。北京は今後、1日間・数日間の汚染総合レベルにより、大気重度汚染の予警報を出し、最高予警報レベルの強制的排出削減および健康被害に対する注意喚起を強化する。市政府はこのほど専門会議を開き、同マニュアルの制定に関する報告を聴取した。新京報が伝えた。
 制定中の同マニュアルは緊急管理のメカニズムを改善し、大気重度汚染の対応を全市緊急対応システムの統一管理下に置いた。同時に予警報レベルの合理性と規範性を高め、1日間および数日間のスパンで重度汚染総合レベルを分ける方式を採用した。同マニュアルはまた緊急対策を強化し、特に最高予警報レベルの強制的排出削減および健康被害に対する注意喚起を強化した。同マニュアルはさらに、大気重度汚染予警報の発令に関する手続きを規範化し、北京市突発公共事件応急委員会と指揮部が予警報の発令と解除の指示を担当することとなった。
 同マニュアルは人民代表大会代表、政治協商会議委員、社会各界からの意見を募り、関連手続きに基づき発表される。
 上述した専門会議では、今年冬および来年の大気汚染防止業務を徹底し、法執行力を強化し、今年冬の大気品質を改善するよう努力するとされた。また2014年度目標の任務と措置の制定を急ぎ、審査と責任追及を厳格化し、PM2.5を経済・社会発展の拘束的指標とし、社会に向けて審査結果を発表することで、業務不徹底の責任を厳しく追及することになった。

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