2013年12月02日-12月06日
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北京 4G電波が四環内を全てカバー

2013年12月06日

 工業・情報化部(工業・情報化省)が4G営業許可証を発行してから2日目となる5日、通信キャリアの北京移動は同市の4Gカバー範囲の拡大を発表した。東西北三環と南は両広路までだった従来の4G電波のカバーエリアを東西南四環、北は北五環まで拡大する。北京日報が伝えた。
 「本日から東西南四環、北は北五環及び石景山、亦庄、園博園(園林博覧会会場)などの地区で基本的に移動の4G電波によるカバーを実現した。市民はこれらの地区で4Gの高速ネットワークを利用することができる」。北京移動の担当者によると、4G携帯電話に買い換えた後、まだ4Gネットワークのカバー対象となっていない地区の利用者の携帯電話は自動的に3G、2Gネットワークに切り替わるが、通常の通信に影響はないという。
 4G許可証発行の当日、中国移動はビジネス向け試行コースを発表した。「4Gセットコース」の例では、138元、238元、338元の3種類のコースがあり、138元のコースには4G、3G、2G共通の600Mデータ量と500分通話時間がついている。また同社は微博(ウェイボー・ミニブログ)や微信(WeChat)、音楽や映画のダウンロードなどをよく利用する若者のために、インターネットを中心に使う利用者向けの70元1GBと100元2GBのパケット量別のコースも設定している。

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