2014年01月06日-01月10日
トップ  > 科学技術ニュース>  2014年01月06日-01月10日 >  中国ネット発展10大ニュース、2013年版が発表

中国ネット発展10大ニュース、2013年版が発表

2014年01月09日

 中国インターネット協会(ISC)が8日に開催した「中国インターネット産業年次総会」で、2013年に中国のインターネット発展に影響を与えた10大ニュースが発表された。入選リストには、ネット金融、ウェアラブルデバイス、電子商取引などの、伝統産業を脅かす新しい概念が名を連ねた。専門家は、「これは中国のインターネット産業が、その他の産業との融合を加速しており、経済・社会のあちこちに浸透していることを意味する」と指摘した。10大ニュースの内容は下記の通り。新華社が伝えた。
 ・中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)で、法に基づきネットワーク管理を強化し、国家の情報安全を確保することが提起された。
 ・「情報関連消費の促進による内需拡大に関する若干の意見」、「ブロードバンド中国」などの国家政策が発表され、産業の経済的発展をけん引した。
 ・中国工業・情報化部(省)が4G営業許可証を発行し、モバイルネットワークの発展を推進した。
 ・ネット金融が台頭し、業界内の革新の注目点になった。
 ・法制化の強化により、ネット世論環境を改善した。
 ・資本市場が再び活性化し、インターネット企業のM&Aおよび上場のブームが続いた。
 ・「電気通信およびインターネットユーザーの個人情報保護規定」が発表され、個人情報の保護とネット情報安全問題が注目を集めた。
 ・電子商取引が活況を呈し、オンライン小売がO2O融合の新たな段階に入った。
 ・ネットワークのハードが発展、ウェアラブルデバイスがソフトとハードを結びつけた革新的な商品になった。
 ・クラウドコンピューティング産業が構築され、ビッグデータの応用が加速された。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます