2014年02月03日-02月07日
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国家電網、ブラジルで先進的な送電線を建設

2014年02月10日

 現地時間7日、国家電網公司ブラジル支社、ブラジル電力公社の傘下のフルナス社、Eletro Norte社による企業連合が、ブラジル・ベロ ・モンテの水力発電所の送電プロジェクトを落札した。人民日報が伝えた。
 ブラジルの経済専門誌「Valor Economico」によると、同プロジェクトの竣工後、ブラジルはラテン・アメリカ初、世界で4番目に800キロボルト超高圧送変電技術を採用した国になる。企業連合は国家電網公司ブラジル支社が中心となり、51%の株式を取得する。その他の2社はそれぞれ24.5%の株式を取得し、プロジェクトの投資総額は50億レアル(約21億ドル)に達する。
 国家電網公司ブラジル支社は2010年7月に設立され、現在は主に送変電事業の開発に従事しており、ブラジル5大電力会社の一つになっている。2013年6月末現在、同社の稼働中の500キロボルト送電線の長さは4209キロに、建設中の500キロボルト送電線の長さは3999キロに達している。

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