四川大地震、発生メカニズムに新発見

2014年 3月24日

 中国地質科学院が20日に開いた2014年度の活動に関する会議において、中国地質科学院党委員会書記・副院長の王小烈氏は、「四川大地震の発生メカニズムの研究で新たな進展があった。深部探査技術・実験研究プロジェクトは、累計6160km分の深発地震反射断面の調査を完了し、大量の高品質観測データを取得した。全国を網羅する地球化学基準ネットワークを構築し、基盤岩および軽い沈積物の78種の元素の含有量に関する空間分布などを初めて明らかにした」と語った。科技日報が伝えた。
 王氏は、「当院は今年、基礎地質、造鉱理論、地熱資源などの革新的な研究を強化するほか、重要な経済区、都市群、プロジェクト建設区、生態脆弱区の水文・環境・災害などの地質調査・評価および総合研究を実施する。砂漠化、資源環境負荷能力などの調査・評価を積極的に推進し、重大プロジェクトの建設および都市部・農村部の発展計画に貢献する」と説明した。
 中国地質調査局副局長の王学竜氏も、「地質科学院は水文、カルスト、建設用地の地質に関する比類なき優位により、地下水資源の調査・評価を行い、地下水の汚染予防基準および技術体系を制定し、地下水資源の汚染などの原因を究明する」と話した。
 地質科学院は2013年に、全国地下水資源・環境の調査と評価、全国地熱資源の調査と評価、重要地質遺跡の調査と評価、カルストカーボンバランスの調査および世界的な変化の研究などを全面的に実施したほか、カリ岩塩造鉱理論およびその予測に関する研究、富鉄鉱の形成メカニズムの研究などで重要な進展を実現し、全国カリ岩塩開発の新たな局面を切り開いた。無人機航空総合測量システム、岩鉱実験・試験技術、金属鉱地震探査方法などを自主開発し、地質調査に効果的な技術を提供した。また地質科学院資源所が完了した「ロプノール塩湖年産120万トン硫酸カリウム技術開発」は、国家科技進歩一等賞などを受賞した。


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