第1回「中国測地測量・地球物理学学術大会」が、10月25−26日に中国地質大学（北京）で開かれる。同大会が開いた記者会見によると、同大会の開催は、中国が「地学大国」から「地学強国」に邁進するための、非常に重要な一歩となる。人民網が伝えた。
同大会のテーマは、「世界の変化から未来の地球へ（From Global Change to Future Earth）」。議題はさまざまな学科を網羅しており、氷雪圏科学、測地測量学、地磁気学・高空物理学、水文科学、気象学・大気科学、海洋物理科学、地震学・地球内部物理学、火山学・地球内部化学などが含まれる。同大会は中国科学技術協会IUGG（国際測地学地球物理学連合）中国委員会と中国科学院地学部が共催し、中国地質大学（北京）が具体的な事務を担当する。
組織委員会は、「本大会は第1回であり、依然として模索の段階にある。中国のIUGG総会の開催誘致に向け貴重な経験を積みたい。将来的には影響力を持つ地学国際学術交流会議となることを望んでいる」と表明した。