2014年05月12日-05月16日
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中国最小のコンピュータ、「曙光竜騰L200」が開発

2014年05月19日

 中国のスーパーコンピュータ開発企業である曙光公司が18日に発表した情報によると、国家ハイテク研究発展計画(863計画)および「核高基(重要電子機器、ハイエンドチップ、基礎ソフト商品)プロジェクト」の支援を受け、同社は国産プロセッサ「龍芯」を搭載した、独自の知的財産権を持つ最小のコンピュータ「曙光竜騰L200」を開発した。新華社が伝えた。
 L200は同社が開発したデスクトップ型・単一チャネル型のコンピュータで、中国が独自に開発したプロセッサ「竜芯3A」、「竜芯3B」を搭載した。同製品は中標麒麟、中標方徳などの国産デスクトップOSをサポートし、基礎的な枠組みからOSに至るまで、完全に独自の知的財産権を有している。
 中国最小のコンピュータであるL200は、高さが30センチ、幅が9センチ、奥行きが32.6センチのみで、重量が3.5キロと軽量であるため、業界最小と呼ばれている。

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