2014年06月23日-06月27日
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青島市、中国最大の3D印刷研究院を設立へ

2014年06月23日

 19日に行われた第2回世界3D印刷技術産業大会・博覧会の説明会において、青島市委員会常務委員、青島ハイテク産業開発区党工作委員会書記・管理委員長の陳飛氏は、「青島ハイテク産業開発区は国内最大の3D印刷産業研究院、青島スマート産業技術研究院、3D革新本部基地の建設計画を積極的に進めており、産業の特色が現れ始めている。開発区は今後5年内に、世界から革新的な資源を集約し、産業の重要技術を把握し、国内で有名な3D印刷革新産業クラスターを形成し、整った3D印刷産業チェーンを形成する。開発区を中国3D印刷技術の革新・産業化センター、世界3D印刷技術の革新の重要拠点にする」と表明した。科技日報が伝えた。
 同開発区は3D印刷産業を、主導産業のひとつであるミドル・ハイエンドスマート製造業の重要な構成部分としており、西安交通大学快速製造国家工程研究センターの盧秉恒院士のチーム、中国科学院自動化研究所の王飛躍研究員のチーム、清華大学機械学部などによる7件の3D印刷産業化プロジェクトを招致している。

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