2014年06月23日-06月27日
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中国企業、暮らしを便利にするスマートハウス製品を発表

2014年06月25日

 中国家電大手・清華同方は6月24日に北京で、スマートハウス製品「CLOUD CAN」を発表し、スマートハウス市場に進出した。同社は2年間の研究開発、世界トップクラスのサプライヤー10社との協力により、7大機能を集約し、家庭のスマートライフの「オールインワン」という理念を実現した。光明科技が伝えた。
 同製品は娯楽、教育、医療、防犯、金融などの家庭における需要を満たす。ユーザーは同製品と外部機器を組み合わせることで、スマートハウスの夢を実現できる。例えばテレビで航空券購入、家族の健康指数チェック、自宅付近の生活サービス検索、ゲーム、オンライン学習などの機能を楽しむことができる。
 同製品は家族専用のカラオケ、ゲームセンター、防犯のプロ、かかりつけ医、データセンター、教師になる。缶のような外観が、同製品の大きな特徴だ。同方股フェン有限公司副総裁兼CBOの陸致英氏は、「同製品は電子製品特有の冷たい感じを持たず、スマート製品と消費者の気持ちの距離を縮めた。スマートハウスという概念が、一般消費者にも身近になりつつある」と語った。
 スマートハウス市場は中国で毎年26%のペースで拡大している。グーグルやサムスンを含む世界有名企業、小米科技、奇虎360などの中国企業がスマートハウス製品を発売している。ハイアール、ハイセンス、美的、長虹などの家電企業も動きを見せている。クラウドコンピューティング、モノのインターネット、インターネットなどの技術の発展に伴い、スマートハウスがより大きな市場チャンスを迎えるだろう。

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