2014年07月07日-07月11日
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中国人科学者、2013年版「今年の人物」が発表

2014年07月08日

 中国の科学専門誌「科学中国人」がこのほど、2013年版「今年の人物」を発表した。清華大学生命科学院院長、中国科学院院士の施一公氏、宇宙ステーション実験機「天宮1号」の総設計者、中国空間技術研究院研究員の楊宏氏、中国科学技術大学副学長、中国科学院院士の潘建偉氏、中国の4G事業発展に貢献した東南大学教授の尤肖虎氏ら80人が選出された。光明日報が伝えた。
 2013年版「今年の人物」では、5つの特別賞が設けられた。中国の「水爆の父」と称される、中国科学院院士の于敏氏が「特別功労賞」を、ノッティンガム大学学長、中国科学院院士の楊福家氏が「傑出大学学長賞」を、杭州電子科技大学教授の徐銘恩氏ら11人が「傑出青年科学者賞」を、深セン市賽百諾遺伝子技術有限公司総裁の徐衛氏ら5人が「科学技術型企業家賞」を、北京太華兄弟文化発展有限公司董事長の田太華氏が「文化芸術革新賞」を受賞した。
  「今年の人物」は2002年より発表されている。過去12回の審査では、袁隆平氏、師昌緒氏、楊振寧氏、白春礼氏、顧秉林氏、孫家棟氏、王小謨氏、鄧中翰氏、馮軍氏など、中国の科学技術事業の発展に多大な貢献を成し遂げた科学者、科学教育・管理者、科学技術型企業家が選出されている。

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