2014年08月04日-08月08日
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PCT国際特許出願件数、上半期に2割増

2014年08月14日

 中国国家知識産権局(知財局)が13日に発表した情報によると、中国は上半期に特許協力条約(PCT)の国際出願制度に基づく特許出願1万1243件を受理し、前年同期比20.5%増となった。そのうち1万283件(23%増)は国内からの出願で、全体の91.5%を占めた。人民日報が伝えた。
 中国国家知識産権局が今年上半期、PCT国際出願制度に基づき受理した特許出願件数が100件を超えた省・自治区・直轄市は10に達した。そのうち広東省が最多の5937件となった。2位から5位は、北京市、江蘇省、上海市、淅江省の順。この5地域の出願件数は、全国の8割以上を占めた。
 出願者の上位3社は、ファーウェイ、ZTE、京東方科技集団(BOE)。
 中国国家知識産権局発展センター長の韓秀成氏は、「上半期の受理数は前年同期比で大幅に増加した。これは中国企業の海外進出が加速し、国際競争力が高まっていることを意味し、非常に喜ばしいことだ」と述べた。

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