2014年09月08日-09月12日
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東北地区最大の汚水処理場、長春市で建設中

2014年09月09日

 長春市の北の郊外に位置する汚水処理場プロジェクトは、東北地区で最大の、建設中のものとしては中国最大規模の汚水処理場だ。竣工後、同処理場は1日当たり78万トンの生活排水を処理し、都市部の汚染処理率が現在の2倍の80%に達する。汚水処理後の水質は、国内最高の排水基準「一級A」に達する。人民網が伝えた。
 工事を担当する中鉄一局集団の楊建軍氏は、「同プロジェクトは、沈殿・ろ過・消毒技術を採用する。汚水の処理は、いくつかの段階に分かれる。これは沈殿の繰り返し、汚泥と水の分離、生物改良、さらなる処理、紫外線消毒などで、国内最先端の生物A2O改良処理技術を採用する。処理後の水は伊通河を通じて、最終的に松花江に流入する。これは伊通河と松花江の水質環境の改善にとって、重要な意義を持つ」と説明した。

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