2014年09月15日-09月19日
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中国が宇宙ロボットアームの開発に成功、全方向の目標物をキャッチ

2014年09月18日

 中国航天科技集団公司第一研究院第18研究所はこのほど、宇宙ロボットアームの詳細な設計案を作成し、関節の取付・調整を行った。これは同研究所が宇宙ロボットアームの設計・製造・試験の重要技術を一部把握したことを意味する。中国国防科技信息網が伝えた。
 宇宙ロボットアームは人の手に近い機能を持つ、先進的なメカトロニクス高集積製品だ。同製品は機械・電子・制御・情報などの技術を融合し、ロケット搭載を通じ宇宙ゴミの掃除、軌道上での燃料補給・修理などの任務を遂行できる。
 同研究所は現在、宇宙ロボットアームのメカトロニクス設計を実現しており、微重力環境での地上模擬試験を行うことが可能だ。同研究所は今後、宇宙ロボットアームの制御方法の研究を進め、正確に目標物をつかめるようにする。
 同研究所が今回開発した宇宙ロボットアームは、一本の腕と6つの関節によって構成され、フレキシブルに全方向の目標物をつかみ、操作することができる。世界各国が現在、宇宙ロボットアーム技術の研究に力を入れている。同研究所による同技術の把握は、第一研究院の軌道上の宇宙技術サービスなどの、技術的な基礎を固めた。

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