2014年10月06日-10月10日
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人民解放軍、ロボットで新兵の身体測定を実施

2014年10月15日

 「王軍、44号訓練靴、張亮、迷彩服165/88……」ある軍官が、新兵用の軍服一式が積まれた大型車の側で、新兵の名前を呼びながら軍服を配給した。解放軍報が伝えた。
 取材中の記者の背後から、「両足を揃えて立ってください」という声が聞こえてきた。振り返ってみると、大きなロボットが新兵の身長を測定していた。新兵は靴を脱いでからロボットの台に上がり、測定用のヘルメットをかぶる。作業員がロボットのディスプレイをタッチすると、十数秒後に一枚の紙が出てきた。それには身長、肩幅、胸囲、足のサイズなどの詳細なデータが列挙されており、上着、ズボン、靴、帽子などのサイズも記されていた。
 同旅団の作業員は、「これは軍服スマート身体測定・サイズ選択装置で、身体に関する各種データを正確に測定できる。測定結果が出てからサイズ分けを行い、新兵が着用する軍服のサイズを決定する。効率はこれまでよりも大幅に上昇した」と説明した。

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