2014年11月17日-11月21日
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中国製エアロスタット、世界クラスの航空ショーに初登場

2014年11月21日

 このほど閉幕した珠海航空ショーで、中国電子科技集団公司が開発した中国製エアロスタットが、初めて世界クラスの航空ショーに登場した。同機の全長は32メートル、容積は1600立方メートルに及び、ヘリウムガスを採用。雷防止ケーブルの「へその緒」をつけながら、1000メートルの高空で微動だにせず15日間滞空することが可能で、6級(風速10.8-13.8m/s)の強風と暴風雨に耐えられる。同機は可視光センサーを搭載し、24時間連続で空から地上の動きや重要なターゲットをを360度監視する。同社は軍需産業の「電子国家チーム」として珠海航空ショーに初出展し、防衛用電子機器、公共安全・情報サービス、電子機器製造・部品、航空機用電子機器、汎用航空機などの専門的・体系的な内容で、全産業チェーンの供給能力を展示した。人民日報が伝えた。

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