南極にきれいな土地を残すためには、現地での環境保全措置が非常に重要だ。中国の南極観測基地である中山基地では、毎日担当の隊員が基地の食物や紙といった可燃ゴミをゴミ処理施設で焼却し、また金属やガラスといった分解されないゴミを圧縮して箱詰めにし、極地観測船「雪竜号」が中山基地を訪問した際に中国へと持ち帰るようにしている。