2015年02月02日-02月06日
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中関村集積回路設計産業パーク、海淀区に設立

2015年02月03日

 中関村集積回路設計産業パークが、北京市海淀区に設立された。世界3位の携帯電話向けチップメーカーである紫光集団のチップ設計本部も、同パークに入居した。中関村集積回路設計産業は同パークを中核とし、2020年までに売上800億元(約1兆5200億円)以上を実現し、設計能力を世界先進水準とする予定だ。人民日報が伝えた。
 同社は2013年12月から2014年10月にかけて、2件の海外M&Aを実現し、外国企業から出資を受けた。同社はこれによって、世界3位の携帯電話用チップメーカー、世界10位の集積回路メーカーとなった。同年のチップ出荷量は5億5000万枚に達し、世界最大の半導体メーカーであるインテル社と一連の戦略的提携合意書を締結した。
 集積回路(IC)産業は情報産業の基礎だ。中関村集積回路産業の発展を促すため、中関村管理委員会と海淀区は制度を打ち出し、企業の革新力を強化し、人材を誘致・育成し、金融支援を拡大し、川上・川下の協力を促し、通関手続きを改善することで、各方面から集積回路メーカーの発展を支援する。

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