2015年05月01日-05月01日
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中国の高速列車「CRH380A」、ミラノ万博に登場

2015年05月05日

 中国南車株式有限公司が2日に発表した情報によると、同社が開発した中国の高速列車を代表する車両「CRH380A型電車」が、イタリア・ミラノで開催中の国際博覧会(ミラノ万博)に登場した。新華網が伝えた。
 中国の高速鉄道の総延長は2014年末時点で1万6000キロ以上、建設中の線路は1万キロ以上に達した。CRH380A型電車は中国の高速列車を代表する製品で、京滬(北京―上海)高速鉄道において、通常営業用車両としては世界最速の時速486.1キロを記録した。同車両は現在まで、3億キロ以上を安全運行している。同車両は2010年に米国の法律事務所および米国特許商標庁における特許検索の結果、900件以上の高速列車に関する特許が取得可能であることが分かった。
 同社、中国航天科技集団公司、中糧集団有限公司などの企業による中国企業連合館は、ミラノ万博で中国企業の独特の風采を示している。

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