2015年06月01日-06月05日
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レノボの新技術、未来のスマートライフを展示

2015年06月02日

 レノボのテクノロジーイベント「Lenovo Tech World2015」が28日、北京国家会議センターで開かれた。レノボは画期的かつ革新的な一連の製品を展示した。これらの先進的な概念には、レノボの未来のスマートライフに対する革新的な発想が含まれ、マンマシンコミュニケーションの手段を変えようとしている。
◆スマートウォッチの文字盤を20倍に拡大
 レノボの「Magic View」技術を搭載したスマートウォッチは、「世界初の2画面ウォッチ」と呼ばれている。レノボの楊元慶会長は、「この技術はスマートウォッチの円形の文字盤が小さすぎるという弱点を克服した。表面の2枚目の1.5センチ平方の画面が、サイズの制限を打破する。光学の反射の原理を利用し、バーチャルな画像を創り、画像を画面の20倍の大きさに拡大できる」と説明した。
 ユーザーは腕時計の画面をスワイプすることで、画面上の内容を2枚のパネル間で自由に切り替えることができる。ユーザーはこのスマートウォッチを使い、地図を利用し写真を閲覧し、さらに動画を見ることも可能だ。
◆スマートシューズ、走りながら風呂を沸かす
 レノボは上述したスマートウォッチやプロジェクターを搭載した携帯電話の他に、スマートシューズやヴァーチャルリアリティを始めとする、一連のモノのインターネット関連商品を発表した。スマートシューズは新たな手段によりハード・ソフト・クラウドサービスを結びつける。パネルに着用者の心理状態を表示し、健康データを追跡・分析するほか、ナビゲーションサービスを提供することができる。
 着用者はクラウドプラットフォームを通じ、ランニング計画のスマート化処理を行うことが可能だ。もしくはランニングで帰宅する途中に、家の中の電気をつけ、風呂のお湯を沸かしておくこともできる。

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