2015年07月01日-07月03日
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「中国標準」の新型高速列車がラインオフ、時速は350キロ

2015年07月01日

 中国が完全に独自の知的財産権を持つ時速350キロの中国標準動車組(高速列車車両)が、6月30日に正式にラインオフし、中国鉄道科学研究院・環状試験基地で試験を実施した。これは中国標準動車組の開発が、重要な段階的成果を手にしたことを意味する。新華網が伝えた。
 中国標準動車組が採用する重要な標準には、動車組の汎用基礎、車体、走行装置、操縦室の配置および設備、電気けん引、制動・エアコン、列車ネットワーク標準、運用・メンテナンスなどの13種が含まれる。そのうち多くの国家標準、業界標準、中国鉄路総公司の企業標準、中国標準動車組のために制定された一連の技術標準が採用された。
 国内の関連企業、大学、科学研究機関などは2012年より、中国の高速鉄道の複雑かつ多様な運行環境・条件、長距離・長時間の高速運行維持といった需要に適応し、中国の国情および交通状況に合った動車組の設計・製造プラットフォームを構築し、高速動車組技術の全面的な自主化を実現するため、中国鉄路総公司の指導のもと中国標準動車組の開発を開始した。2013年12月に全体技術条件の制定を完了し、2014年9月に案の作成を完了し、2015年6月にラインオフとなった。
 中国の鉄道に投入されている動車組は1900編成以上に達し、世界一となっている。運行距離は累積で27億7000万キロ以上。

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