連日の激しい戦いを経て、第19回ロボカップ世界大会のメジャー部門とジュニア部門のチャンピオンが22日に誕生した。中国科学技術大学の藍鷹チームの「可佳低コストモバイルプラットフォーム」は、メジャー部門の精密測定競技の覇者となり、本大会初のチャンピオンとなった。科技日報が伝えた。
本大会で初登場した「可佳」は、決勝戦で真っ先に出場した。40キロの荷物を搭載できるほか、3センチの高さのハードルを飛び越え、障害物を避けることができる。同ロボットは2位に20ポイント以上の大差をつけて1位に輝いた。
本大会の二次元フィールドサッカー決勝戦では、ベスト8のうち中国チームが4組となった。中国科学技術大学の藍鷹チームは、日本のHELTOSチームに4対0で勝利し、3連覇を果たした。
三次元フィールドのロボットも大活躍した。北京信息科技大学の「水チーム」は、中型ロボット決勝戦の最終試合で、オランダのアイントホーフェン工科大学に4対1で勝利し、中型ロボットのチャンピオンになった。「水チーム」のメンバーは、「今年は新技術を採用し、ロボットのセンサーが例年よりも敏感になり、性能が50−80%向上した」と説明した。