2015年08月03日-08月07日
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科学調査船「向陽紅03号」が進水、海洋総合調査の主力船に

2015年08月03日

 武昌船舶重工集団有限公司が建設を担当する科学調査船「向陽紅03号」が7月31日、武漢市で進水した。同船の全長は99.6メートル、型幅は7.8メートル、型深さは8.9メートル、設計上の喫水は5.6メートル、トン数は4864トン、定員は80人。同船は先進的な電気推進システムを採用し、動力測位システムを搭載する。12級(風速32.6メートル)の強風に耐え、海洋動力環境、地質環境、生態環境、海底資源、エネルギー総合調査、実験などの科学機能を持つ。新華網が伝えた。
 国家海洋局が5億元(約100億円)の建設費を拠出。正式に使用開始後、中国海洋総合調査の主力船の一つになる。

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