2015年08月03日-08月07日
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大学生が暑さ対策の「神器」を発明、水を1分間で20度冷やす

2015年08月07日

 上海の大学生が、暑さ対策の「神器」を発明した。氷を使わずして、飲み物を瞬時にして冷やせるというのだ。5日に開かれた上海交通大学ミシガン学院夏季デザイン展において、5人の開発チームが多機能飲料冷却装置を展示した。装置に入れた飲み物の水温は、1分間で20度低下した。解放日報が伝えた。
 この装置は注水口、本体、吐水口によって構成されている。じょうごを使い常温の水を入れると、水はチューブを通じ6つの半導体と3つのファンで作られる装置に入る。ボタンを押すと、水がゆっくりと流れだす。コップ一杯の水を注ぐと、28度だった水温が8.5度になる。チームの責任者である劉暢氏によると、半導体が通電後に水の熱エネルギーを吸収し、同時にファンで放熱することで、水温を急速に低下させる。この氷を使わない装置は24Vの電源を使用しており、220Vの家庭用交流電源を使えば、常温の水を1分間で0度にすることができる。

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