2015年08月17日-08月21日
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中国の生乳、合格率は7年連続で100%

2015年08月20日

 中国農業部(省)の韓長賦部長は18日、中国乳業D20サミットで、「中国農業部は7年連続で生乳品質モニタリング計画を実施している。メラミンなどの違法添加物のサンプリングの合格率は100%を維持しており、一定規模以上の牧場の生乳の乳タンパク質、乳脂肪の含有量は国家基準を大幅に上回る」と説明した。中国新聞網が伝えた。
 中国乳業協会の元常務理事、乳業に詳しい王丁棉氏は、「品質安全の指標を見ると、中国の乳製品の一部の指標は欧米に劣らない。乳タンパク質の含有量を見ると、中国の牛乳の多くが3.0%を上回り、先進国の牛乳と同水準になっている」と指摘した。
 王氏によると、メラミンの事件が発覚してから、国家は乳業への監督・管理を大幅に強化し、中国農業部は2009年から7年連続で生乳品質安全モニタリングを実施している。モニタリングのデータによると、中国の2014年の一定規模以上の牧場で生産された生乳の細菌数は1ミリリットル当たり17万3000で、一部の企業は2万を下回り、EUの50万という基準を大幅に下回る。

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