2015年08月24日-08月28日
トップ  > 科学技術ニュース>  2015年08月24日-08月28日 >  中国人科学者、生薬の派生物からエイズに強い成分を発見

中国人科学者、生薬の派生物からエイズに強い成分を発見

2015年08月26日

 中国科学院昆明植物研究所の孫漢董氏が率いる研究チームは、20年あまりの模索を経て、五味子(ゴミシ、漢方の生薬の一種)の派生物にエイズウイルスに強い活性を持つ成分があることを発見した。この物質は高活性、低毒性、独特なメカニズムなどの特徴を持ち、すでに国家重大新薬開発プロジェクトの支援を受け臨床前の研究が進められており、新しいエイズ治療薬になる可能性がある。人民日報が伝えた。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます