2015年08月31日-08月31日
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中国初、宇宙原子力推進技術共同実験室が誕生

2015年08月31日

 中国航天科技集団公司第五研究院第502研究所が発表した情報によると、中国初の宇宙原子力推進技術共同実験室が、このほど北京市で誕生した。同実験室は中国の宇宙事業発展戦略の牽引を受け、深宇宙探査の需要に焦点を絞り、宇宙原子力推進技術の応用に向けた研究を進める。科技日報が伝えた。
 同実験室は、同研究所が中心となり、中国原子エネルギー科学研究院原子炉工学設計研究所、北京航空航天大学宇航学院と協力して設立したもので、中国で最も早く宇宙原子力推進システムの研究を開始した機関の一つ。関係者によると、同実験室は中国の宇宙科学技術・原子力科学の高度発展という好機を活かし、良好な運営体制・管理メカニズムを模索する。3機関の強みを十分に発揮し、宇宙原子力推進事業の発展に力を注ぐ。また「人材育成+科学研究+技術応用」の融合を実現し、牽引力・模範としての力を発揮する。さらに一連の重大な科学技術成果を生み出し、国家戦略の需要を満たし、国内トップ・世界一流の共同実験室の建設に努める。

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