風力発電の研究、3件のプロジェクトが国内の空白埋める

2015年09月01日

　清華大学、浙江大学、同済大学は国家技術移転東部センター駐新疆事務所を通じ、風力発電インフラ安全点検研究プロジェクト、風力発電所再緑化・育種研究プロジェクト、風力発電塔長期安全点検プロジェクトを新疆ウイグル自治区に導入し、転化した。3件のプロジェクトは中国の研究の空白を埋めた。また中国西北地区の風力発電所の再緑化・育種、風力発電インフラ・発電塔の長期安全点検の模範となった。光明日報が伝えた。
　風力発電インフラ安全点検研究プロジェクトは、陸上の風力発電機が効力を失うか変形することで、インフラの安全性に生じる影響を着眼点としている。先進的な安全点検プランを採用し、風力発電インフラの稼働状況を長期的にモニタリングし、起こりうる事故を予報し、大型風力発電機の正常かつ効果的な稼働を保証する。風力発電所再緑化・育種研究プロジェクトは、西北地区の風力発電所の植物を大幅に改善し、積極的な効果をもたらす。風力発電塔長期安全点検プロジェクトは、既存の風力発電塔の安全点検システムの構築を目標としている。発電塔が風・地震・気温などから負荷を受けた場合の力学的反応のデータを集め、加速度・風向き・風速・気温・応力度・ひずみ度などの構造への直接的な影響を観測する。さらにネットワークによる伝送とクラウドストレージにより、発電塔のリアルタイムの動的評価を実施する。