2015年09月14日-09月18日
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浙江大学が「校内ロボットバス」を研究開発

2015年09月16日

 浙江大学のキャンパスにこのほど白と緑のスマートマイクロバスが出現した。外見はコンパクトで操作は簡単、かつ高い安全性を備えており、障害物にあたると自動的に減速し停車する。
 このマイクロバスの名は英語のロボットという発音にちなんで「ロボットバス」。ロボットバスの車高は1メートル40センチ、全長1メートル、幅は80センチだ。運転席の前方にハンドルとペダルのみが備え付けてあるだけというシンプルな造りは学生が操作するのに便利だ。
 浙江大学ESE技術センターの楊国青センター長は取材に対し「学生はダウンロードしたロボットバスのAPPに登録しログインするとキャンパス内の空いている車を借りることができる。運転中、障害物に遭遇した際には車が自動的に減速若しくはブレーキをかけ、学生の安全は確保できる」と語る。
 「ロボットバス」出現以降、学生の支持を集め、使用したことがある学生は「ロボットバスは雨風を凌ぐことができ、自転車よりも快適で、高い安全性を備えています」と話す。

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