2015年09月21日-09月25日
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ウェアラブルデバイス、消費ブームを呼ぶ

2015年09月23日

 「昨日のノンレム睡眠は何時間?」「4時間だけ、あなたは?」といった会話は、OLの王さんと同僚の間でほぼ毎朝交わされている。典型的なウェアラブルデバイスである「小米手環」は昨年の発売以来、79元(1元は約18.91円)というお手頃な価格により人々の生活に進出し、消費者に新鮮な話題と楽しみをもたらした。北京日報が伝えた。
 ウェアラブルデバイスとは、センサー、識別、ワイヤレス通信、クラウドサービス、ビッグデータなどの新しい情報技術を一体化し、ユーザーの交流、生活、娯楽、医療、フィットネスなどの機能を実現した、持ち運びと装着が可能なスマート端末のことだ。
 小米手環、アップルウォッチの他に、測位機能を持つ子供用のスマートウォッチはその他の主な機能を省き、児童の安全問題を重視しているため、若い保護者から好評を博している。「阿巴町」、「泰比特」など子供専用スマートウォッチの中国ブランドが市場に根ざし、「360」や「hardaway」などもこれに注目し始めている。
 中国ウェアラブルコンピュータ産業技術革新戦略連盟の報告書によると、中国の2014年のウェアラブルデバイスの市場規模は22億元に達した。2015年はアップルウォッチの効果により、市場規模が135億6000万元に拡大する見通しだ。

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