スウェーデンのカロリンスカ研究所はストックホルムで5日、中国の女性科学者の屠呦呦氏(85)、日本科学者の大村智氏、アイルランド科学者のウィリアム・キャンベル氏に2015年のノーベル医学・生理学賞を授与し、マラリア治療薬の研究の貢献を表彰した。7日には、屠氏に関するイラストがネット上で拡散された。可愛らしいイラストは、屠氏、マラリア、アーテシニンを分かりやすく説明した。中国新聞網が伝えた。
このイラストは当初、微信(WeChat)で投稿された。投稿者は中南大学湘雅医学院の学生、殷悦さんと李清揚さん。
殷さんは電話取材に応じた際に、「屠氏の受賞の情報が伝わると、微信の友人グループとQQスペースに投稿が相次いだ。しかし多くの友人、特に医学専攻ではない友人は専門知識に限りがあり、屠氏のマラリア治療の重大な貢献を完全に深く理解していないことに気づいた。医学を学び、絵を描くことが好きな私は、イラストで屠氏の受賞理由を科学的に紹介した」と話した。