2015年10月01日-10月02日
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北京 スマホで新鮮な野菜を注文、翌日団地で受取が可能に

2015年10月09日

 微信(WeChat)で注文を出せば、翌日11時以降に畑で収穫されたばかりの水々しい野菜を団地内で受け取ることができる――。北京市は2013年より郊外で「農産物グリーン農業管理モデル基地」を設置しているが、同基地からの直送野菜の販売店がついに市街地に進出した。三元橋鳳凰城団地内に設置された野菜の販売店では、開店からわずか半月にもかかわらず、毎日約200件の注文を受けているという。北京晨報が伝えた。
 「菜先森」という名のこの野菜販売店では、洗い終えた野菜がビニール袋に包まれ、木製の棚に整然と並べられていた。これはいずれも、団地内の住民が前日に微信で注文したものだ。店長の陳戈氏は、「微信で注文すれば、毎日11時以降に店に届く」と話した。
 同店は北京市農業局植物保護ステーションから指定された、グリーン農業管理モデル基地・安全農産物販売店の一つだ。「グリーン農業管理技術」により、生産される農産物の残留農薬検査の合格率は100%に達している。

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