2015年10月12日-10月16日
トップ  > 科学技術ニュース>  2015年10月12日-10月16日 >  上海市民の科学的素養、2017年までに合格率30%目指す

上海市民の科学的素養、2017年までに合格率30%目指す

2015年10月19日

 このほど発表された上海市民の科学的素養調査試験の結果によると、上海市民は「安全意識」、「詐欺を見抜く能力」、「社会のデマの真偽を判断する能力」の向上に力を入れるべきであることが分かった。14日に開かれた2015年上海科学教育活動会議で発表された情報によると、新たな上海市民科学的素養3年行動計画では、高齢者と団地住民を重点とし、安全・健康・省エネ・環境保護、防災・減災などの内容に焦点を絞り、市民の科学的生活水準を高めていくことになる。科技日報が伝えた。
 上海市民の科学的素養調査試験の合格率は現在28.8%で、2012年の試験結果と比べ2.2ポイント上昇している。上海市は今後3年間(2015−2017年)に渡り、上海市を世界的な影響力を持つ科学技術革新センターにするという目標を目指し、就職前・就職中・退職後の人々の科学的素養を全面的に引き上げ、革新の遺伝子を上海の都市文化に植えこむ。科学的素養の合格率を2017年までに30%とし、全国の先頭集団を走り続ける。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます