中国科学技術情報研究所は21日、中国の科学技術論文の最新の発表状況と動向を公表した。中国の科学技術者は今年9月までに国際論文を158万1100編発表し、被引用回数は1287万6000回に達し、2年連続で世界4位につけた。北京日報が伝えた。
中国の科学技術者は今年9月までに、世界トップクラスの論文を383編発表し、世界4位につけた。1−3位は米国（1475編）、英国（540編）、ドイツ（448編）。中国の科学技術者が、各学科の最も影響力を持つ国際的な学術誌に掲載した論文の数は、世界2位となった。
被引用回数は、論文の影響力を反映する。前年度と比べ、中国の論文の被引用回数は24.2％増となり、他国を大幅に上回る伸び率となった。しかし1−3位の米国（6041万7000回）、ドイツ（1417万4000回）、英国（1404万3000回）との間にはまだ開きがある。また中国の論文1編当たりの被引用回数は8.14回で、前年度より7.5％増となったが、世界平均値（11.29回）との間にはまだ開きがある。